友がみな我よりえらく見える日は

a0002458_1346180.jpg友がみな我よりえらく見える日は
幻冬舎アウトロー文庫
上原 隆 (著)

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ
 (石川啄木『一握の砂』より)

石川啄木の有名な詩です。この詩をモチーフにしているというわけではない気がするが、コンプレックスが主題。著者の感想、「人生は苛酷だな。」
村上龍曰く、「普通の人のことが普通に書いてある」ノンフィクションです。素直な細かな描写がその話が現実だと感じさせる。普通の人というのがポイント。ありそうな話で気持ちがわからなくもない。だけど自分とは違う。いや、明日はそうなるかも。それが普通の人。

あとがきより
  「人生で一番つらかったことは何ですか?」
J.P.サルトルは答えました。
  「顔だ。この問題は苛酷だね。」
大哲学者でも、容貌にずっとコンプレックスをもっていたのだ。

第2弾も出ている。
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by ikumuw | 2004-11-01 13:46 | books | Comments(0)


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