タイタンの妖女

a0002458_12414398.jpgタイタンの妖女
カート・ヴォネガット・ジュニア (著), 浅倉 久志 (翻訳)
ハヤカワ文庫

SF小説。非常に難解です。舞台がころころ変わるし、話がいろんなところで繋がっている。2回読むことをオススメします。

主人公はマラカイ・コンスタント。大金持ちの御曹司でしたが予言の通り、破産し、火星に誘拐され、記憶を奪われ、地球侵略のため地球に戻るはずが、水星を経由することになり、地球に戻ったけど、木星の衛星タイタンに行くことになり、そして、最後は地球へ。
予言者ラムファードは神のような存在。普段は消えていて、ときどき、実体化していたるところにあらわれます。最後はこの世界から消滅する。
コンスタントの不運な一生はラムファードによって導かれた、というよりもてあそばれたものでしたが、そのラムファードの行動も実はトラルファマドール星人がある目的のために導いたもので。。。という話です。

この作品、何か社会風刺が含まれているらしい。良くわかんなかった。終盤のコンスタントの言葉を引用します。
「おれたちはそれぞれ長いあいだかかってやっと気付いたんだよ。人生の目的は、どこの誰がそれを操っているにしろ、手近にいて愛されるのを待っているだれかを愛することだ、と」

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by ikumuw | 2005-03-10 12:42 | books | Comments(0)


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