家守綺譚

a0002458_1042043.jpg家守綺譚
梨木 香歩 (著)

全国書店員が選んだ。いちばん!売りたい本"2005年本屋大賞"ノミネート作品。和な壮丁が素敵。

時代設定は100年ほど前。行方不明になった親友の実家が空き家になるということで物書きの主人公が住むことになる。その家守をはじめてから主人公の身の回りに起こる奇妙な出来事を綴った物語。行方不目になった親友がたびたび現れたり、庭の木に好かれたり、河童が現れたり。同じ話でも日本昔話のように昔々な感じではなく、現在でも起こりそうな気にさせます。なんだか懐かしさを感じる日本の原風景の描写。私が田舎育ちだからかな。そして、登場人物たちがすごく良い味を出している。

梨木さんの世界観に魅了されました。作品全体に何か哲学を感じます。この作品、実は他の梨木作品とリンクしているようなので読んでみます。
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by ikumuw | 2005-04-10 10:04 | books | Comments(0)


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