四つの風、四つの旅

a0002458_16454445.jpg四つの風、四つの旅
ローニット・ガラーポ (著)
金原 瑞人, 舩渡 佳子(翻訳)

著者がある賢人にこの物語を話したところ、世界の人々に広めなさいと言われて書き上げたという。---とカバーに書かれている本書、あとがきで金原氏が書いているようにまるで聖書を読んでいるように淡々とものがたりが進んでいく。原題は"Strong Winds from Nowhere"。

主な登場人物は海に行きつく人という名の主人公のターシャと物語の語り部であり、ターシャの後見人シーヨン。シーヨンはショーホンク族という特別な力を持ち、さまざまな術を操る部族に属している。この部族は血縁から成り立っているものではなく、その部族に属するかどうかは生まれた瞬間に決まる。かつては畏敬の念を持って見られていたその存在がときとともに、、、(省略)。ショーホンク族ではないがショーホンク族を師に持つターシャがショーホンク族と他の人々の関係のために一肌脱ごうという物語。ターシャは非常におせっかいでたくさんの人を助けようとする。おせっかいというのは相手のことはともかく自分の直感(これも能力のひとつなのだが、、、)で行動するから。本書の前半はターシャの人間性の成長が描かれる。

原書は四部作で本書はそのうちの一部のみ。ターシャはこの先、中盤で出会うイアンとともに新しい世界の導き手となっていく。一部は導き手としての旅の始まりまで。

淡々とした文章で読みやすく、心に残るフレーズもあるが、描写が足りずイメージできない部分もあるといった感じです。
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by ikumuw | 2005-05-21 16:45 | books | Comments(0)


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