理科系のための英文作法―文章をなめらかにつなぐ四つの法則
中公新書 杉原 厚吉 (著) コンピュータで文章を解析させるための技術のひとつであり、言語学の新分野である「談話文法」を基にとにかく内容を相手に伝えるための作法が書かれた書。英文作法となっていますが内容は ・談話文法における仮定 ・日本語による例示 ・英語による例示 となっており、特に英語に限定しません。日本語も上手くなる。もとはといえば、この本を読むきっかけは、 「助詞や助動詞などの使い方は本多勝一に書いてありましたが、接続詞についてしっかり書かれた本はありませんか?」 とある人に相談したことでした。それにも関わらず、なんと本書では冒頭で「接続詞は使うな。それよりも副詞を使え。」と書かれています(汗)。説明を読めば納得。当初の目的は達成されました。 わかりやすい文章って何?と疑問に思ったら、読むべし。 プロフィールを見て、はじめて著者が幾何計算で有名な杉原先生だということに気づきました。そういえば、文中にボロノイ図が出ていた。。。
by ikumuw
| 2005-06-20 18:11
| books
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