LOAD OF WAR

a0002458_1695282.jpgLOAD OF WAR

史上最強の武士商人と呼ばれた男Yuri Orlovの半生を描いた映画。Yuriの家族は小さな飲食店を営んでいる。弟はコックを目指す。父は宗教に凝っている。Yuriはあるとき思い立ち武器商人をはじめる。やるなら夢は大きくと弟に手伝わせて世界を渡り歩く。めきめきと才覚を表し、ビジネスは拡大。そして、ソ連崩壊でさらに拡大。インターポールの手からも合法・非合法ぎりぎりの線で逃れる。妻子には貿易業と偽って武器商人として二重生活を続けているYuri、家族のために脚を洗ったこともあったが世界情勢と才能がそれを許さない。某国の大統領が自宅まで買い付けに来てしまったり。

とにかくNicolas Cageの演技が味があって良い。なかなかのはまり役ではないだろうか。ビジネスに不可欠な巧みな話術から、高嶺の花をくどく方法までクールで多彩な表情でこなす。後半の武器商人ならではの苦悩を描く部分も秀逸。

派手なアクションは無いが、現実味のあるストーリーは迫力がある。劇中に登場している銃器はすべて本物らしいし、Yuri Oriovは架空の人物だが実際の武器商人にインタビューして作成されているとか。特に、Yuriは現在の紛争多発地帯であるアフリカへよく行くが、そこで描かれる惨状は信じ難いものがある。これが世界で起こっている真実なのか。。。この映画で描きたかったのはこの辺かもしれない。それと事実上、先進国が最大の武器商人であること、政府が武器承認を容認していることが最後に述べられている。実はかなり社会派な映画です。
[PR]
by ikumuw | 2006-01-14 16:10 | movie | Comments(0)


<< TODAY Mondovino >>