娘に語るお父さんの歴史

a0002458_100894.jpg娘に語るお父さんの歴史
重松 清 (著)

バブルの頃に生まれたお父さん”カズアキ”が高校受験を控える娘”セイコ”(平成生まれ)に「子供の頃、苦労してないよね」とか「どういう時代だったのか見えない」といわれ、図書館へ行って勉強し、娘に語るお父さんの歴史。新書なのに小説です。包帯クラブもそうだけど最近の流行なのかな。

内容のキーワードは「テレビ」、「核家族」、「中流意識」、「科学と未来」っていう感じ。はじめの3つは当時の状況を伝えています。その延長線上に今がある。その後は話しが展開してきて、「科学と未来」で締めくくります。カズアキによると
  「未来が幸せだと信じることができることができる時代は、幸せ」
お父さんの時代は科学がそれを信じさせてくれるものだったわけです。そこに陰りが見えてきた今はどうなのか。。。ということに関しては科学が期待させる未来だけがすべてではない。とこれからは違う視点で考えなければいけないと言っているように感じました。

昔からヒーローは専守防衛だとか、ウルトラマンの3分間ルールはスポーツだとか、昔の自転車はやたらと多機能だったとか、へぇ~と思えるものも多々あり、お父さんと娘のどちらの世代に該当しない私でも楽しめました。
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by ikumuw | 2006-02-24 09:58 | books | Comments(0)


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