絵が「ふるえるほど好き」になる

a0002458_1324543.jpg絵が「ふるえるほど好き」になる
―MAYA MAXXのロシアの名画と旅ガイド

MAYA MAXX

ふられても、どんなひどい別れ方をしても、嫌いになれない。
なんで好きかわからないけど、どうしようもない。
なんのとくにもならないけれど、いい。
人のことは、関係ない。
それが、ふるえるほど好き、という感覚。


という出だしで始まる本書。きれいな装丁につられて手にとって見るとこの出だし。インパクトあり過ぎです。

前半は画家のMAYA MAXXがロシアのプーシキン美術館を訪問し、名画たちを私見で解説し、後半はプーシキン美術館に名画が残ることになった歴史的背景やそこを訪れて画家としての心境・意識の変化が語られています。絵画の解説だけでなく、美術館案内という側面もあります。表紙はマティスの金魚ですが著者はこの作品に思い入れがあるらしく、力強く解説されているばかりか、これにインスピレーションを受けた絵も描いています。

ピカソはどうして天才なのか。どうしてあの絵はいい絵と呼ばれるのか。絵画をどう見るかは各人の趣味によるところが大きいと思いますが、画家の視点からの解説、とても興味深く読めました。
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by ikumuw | 2006-02-25 17:12 | books | Comments(2)
Commented by yagizou at 2006-02-25 17:34 x
いい絵(絵に限らずかもしれんけど)に出会うと、ふるえるね。
本物の美術品にはスゴいパワーがあると思う。
昔、ピカソの絵とか「なんでこんなんがいい絵なんやろ?」と思てたんやけど、
実物を見たらそんな考えは吹き飛んだ。
ikumu君もイギリスに行くなら、海外から奪ってきた素晴らしい美術品があの国には一杯あるから、見に行ってみたらいいよ。
俺ももう一回ロンドンの美術館巡りがしたい。
Commented by ikumu at 2006-02-26 20:04 x
本物はすごいですよね。だから国内の博物館、美術館もまわりたいと思いますし、仙台で国宝展があったら必ず足を運びます。イギリスでも行きますよ~。できるかな。。。


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