ゾフィー21歳 ― ヒトラーに抗した白いバラ

a0002458_13542662.jpgゾフィー21歳 ― ヒトラーに抗した白いバラ
Hermann Vinke (原著), 若林 ひとみ (翻訳)

先日、『白バラの祈り』という映画が上映されていましたが、この本は同じ人物を描いたノンフィクションです。

舞台は第二次世界大戦頃。ゾフィーは最終的に「反逆準備及び敵側幇助」の罪名で21歳という若さで処刑されるのだが、そこに至るまでのゾフィーの生涯が描かれています。こんな家庭で育って、小さい頃から何でもできて、特に絵が上手だったとか。正義感を持っていて、いつも兄や恋人と議論をしていたとか。かなり近い視点から家族や身近の人たちの証言にも続いて書かれています。それにしても考え方のしっかりしている脅威の21歳です。女性だったということも短命で障害を終えることになった要因となっているでしょうか。興味深いのはそれと同時に当時の時代背景が描かれていること。ヒトラーがどのように世に現れて、国民の心をつかみ、国を変えて行ったのか、それに反対する国民の状況は、などなど。

翻訳の若林ひとみさんは仙台出身の翻訳家で昨年11月にガンで他界されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
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by ikumuw | 2006-04-19 13:54 | books | Comments(2)
Commented by demecyan43 at 2006-04-21 15:38
はじめまして、白バラに関する記事を書きましたので、トラックバックさせていただきました。ご紹介の本はまだ読んでいませんが、今度読んでみたいと思います。
Commented by ikumuw at 2006-04-23 10:02
コメント&トラックバックありがとうございます。私は映画の方を見ることができませんでした。ビデオになったら見ます。


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