夏のロケット

a0002458_2305853.jpg夏のロケット
川端 裕人 (著)

ある高校の天文部ロケット班。そこでは,ロケットをひそかに製作し,飛ばす活動が行われていた。そのメンバーが大人になり,それぞれロケット技術者,材料工学のエンジニア,宇宙関係事業のビジネスマン,出版社の科学部,そして,スター(芸能人)になった.大人になった彼らがそれぞれ引き寄せられるかのように集まり,それぞれの打算と目的のために,再び,ロケットを打ち上げる。ロケッティアたちのロマンあふれる青春小説です。

読み進めるとロケットの歴史,哲学,最新の技術まで理解できます。その解説がわかりやすく噛み砕かれていて,一般の人でも読めると思います。しっかり取材されていることがうかがえます。ロケット技術者やエンジニアになった技術担当の二人の仕事ぶりがすばらしく,また,その研究対象への情熱に,一研究者として嫉妬をおぼえました。

この作品はヒットです。最近読んだ中では一番面白かった。ストーリーはロケットボーイズに似ている気がしますが、オリジナリティもあって、オススメです。
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by ikumuw | 2007-01-12 23:01 | books | Comments(0)


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