20世紀イギリス短篇選〈上〉
小野寺 健 (著) 英国の作家による短編を集めた本。各作家一篇づつであまり海外の作家は詳しくないのでみんな知らない。短篇は普通の小説よりも話の展開、盛り上がりとオチ、が重要だと思うのだが、半分くらいは意味不明のもの。そのまま終わるの~とガッカリしてしまった。男女関係を描いたものが多く、英国ってそういう国なのねと思った。ロンドンの知っている地名が出てくるのは親近感アリ。 特に良かったものは『上の部屋の男(P.G.ウドハウス)』。上の階に住んでいる画家が実は大金持ちで自分に近づくために引越してきたという話。前に読んだことがあるような気がする。『脱走(ジョイス・ケアリー)』もまあまあかな。
by ikumuw
| 2007-03-06 23:44
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