マグネシウム文明論

a0002458_1412932.jpgマグネシウム文明論
矢部 孝, 山路 達也 (著)

石油文明からマグネシウム文明への移行というパラダイムシフトを提唱している本。矢部先生といえば,私の分野ではCIP法の開発者として有名ですが,このような研究をしていたのですね。

マグネシウムは海水にも含まれる元素で反応性が良く,純金属は燃料として使うこともできます。これを太陽励起レーザーによって精錬し循環しようという構想です。同時にマグネシウムを海水から取得するための淡水化技術の開発も進めており,実現すれば世界が変わる技術です。一人の科学者として読んでいてワクワクしました。確かに金属精錬を太陽エネルギーでできるならいろいろと新しい技術が生まれるかもしれません。まぁ太陽エネルギーの利用効率を高めることが今後のエネルギー分野の研究では重要となるのは間違いないですね。エネルギーが使い放題になる日はこるでしょうか?この研究,実現したらすごいです。淡水化技術も相当な社会貢献になるでしょうね。今後の動向を見守ります。一緒に研究できる機会があれば,是非関わりたいと思いました。
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by ikumuw | 2010-02-05 14:12 | books | Comments(0)


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