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Spiral

a0002458_11521665.jpgSpiral
上原ひろみ

2005年11月19日の上原ひろみ仙台公演に行きました。テレビでライブのときはCDを手売りしているようなことを言っていたので、サインCDをゲットするチャンスと期待して新譜は買っていなかったのです。サイン入りCDは買えず、CDショップにて購入。問題なく初回限定版を手に入れることができました。

おかしいな。どうして売れてないんだろう。視聴したらすぐに良いことがわかるのに。1曲目表題曲のSpiralから緊張感漂う演奏。2~5のMusic for Three-Piece-OrchestraはおそらくこのCDで上原ひろみが伝えたいことを凝縮したもの。Three-Pieceバンドへのこだわりが感じられる。ピアノは単体で完結した音楽を表現できる存在感のある楽器だが、3人のグルーブはまた違う次元の世界を作り出している。ドラマティックな6曲目は一番好き。全編に渡って非常に情感たっぷりの演奏です。Kung-Fu World Chanpionは嫌い(シンセが嫌い)だが最後にあるなら許せるな。完成度の高いジャズアルバムです。メロディアスなので普段ジャズを聞かない人も気に入るんじゃないかと思います。

ひとつ文句をつけるとしたらライナーノーツがCDの外側にあること。これは今後どうすりゃ良いの。
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by ikumuw | 2005-11-30 11:52 | music | Comments(3)

「分かりやすい説明」の技術

a0002458_14445567.jpg「分かりやすい説明」の技術
最強のプレゼンテーション15のルール

藤沢 晃治 (著)

久しぶりにブルーバックスを読みました。こういうhow toの要素が濃い本は必要なときに読むのが見につきやすいわけで今がそのときだから。

タイトルはなかなか大胆。これは本の内容に自信があるからに他ならない。この本自体が分かりやすくなければ良い事が書かれていたとしても内容は説得力を失ってしまう。実際、内容はともかくとても読みやすい。書かれている内容を体現しています。内容はともかくと言ったのはこの手の本の内容は決まっているから。それ以前に本なんて読まなくてもみんな知っていることが多い。でも、できないんだよね。この本を読んだことがきっかけとなって良い方向に改善されれば読んだ価値ありといえるでしょう。
冒頭に書かれている著者が社内発表を1週間前に控えている部下にしたという3つのアドバイスを書いておきます。
 ① 各ポイントの冒頭で、その骨子を短く話せ。
 ② ゆっくりしみ入るように話せ。
 ③ ポイントを話した直後は「間」を置け。

この本は「分かりやすい表現」の技術の続編でさらに「分かりやすい文章」の技術へと続きます。
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by ikumuw | 2005-11-27 14:44 | books | Comments(3)

In her shoes

a0002458_13433858.jpgIn her shoes

Cameron DiazとToni Colletteの姉妹のお話。題名は姉のローズ(Toni Collette)が履きもしないのに靴集めが趣味なことからかな。ローズは弁護士、妹のマギー(Cameron Diaz)は難読症。文字が読めない。だからというわけではないが無職で実家を追い出されて姉のところに転がり込んで、そこでもいろいろあって追い出される。行き場所がないマギーだが死んだ母方の祖母が生きていることを知って祖母の下へ。その老人ホームで仕事をはじめる。そこで盲目の老人に本を読み聞かせることで難読症を克服していくところが感動的!!っていうかこの老人役がこの映画で一番いい役でしょう。老人ホームの老人たちはみんな言い味出してます。姉のローズは妹とのいろいろあったことをきっかけに弁護士事務所を休んで犬の散歩屋をはじめる。生活が変わったことで堅物だった姉も少しずつ変わっていき、弁護士事務所の仲間と婚約。そして、姉妹は再会へ。。。
それぞれ内面と外見にコンプレックスを持っている姉妹の心のすれ違いと葛藤、そして、自分探しが描かれているといったところでしょうか。一部、妹の行動にオイオイってところはありますが、それ以外はほのぼのとした感じです。展開もわかりやすい。Cameron DiazとToni Colletteがしまいっていう設定はギリギリOKって感じですかね。配役は絶妙で良かったかも。
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by ikumuw | 2005-11-26 13:43 | movie | Comments(0)

江戸の食文化 -- スローフードのルーツをたどる--

a0002458_13221841.jpg東北大学付属図書館の今年の企画展に行ってきました。東北大の図書館の所蔵物は実はすごいんです。今回は江戸時代の食文化についての資料を展示した物。

資料は4部に分かれていて
  第一部 日本料理の成り立ち
  第二部 江戸庶民の食事
  第三部 江戸の菓子・酒
  第四部 仙台藩の食と名産品
それぞれ資料のほかにトリビア的な解説のパネルもありました。江戸時代の人々が何を食べていたか地域性を含めて解説されています。豆腐や納豆は昔から食べられていたんだなぁとか江戸では貧乏人も米を食べていたせいで脚気が多かったとか甘酒は夏の飲み物だったとか江戸で外食文化が発達したのは単身赴任の人が多かったからだとか。。。仙台藩伊達家の正月料理の模型が圧巻。江戸時代にこの贅沢さは。。。
おみやげ資料に江戸のおかず番付と江戸時代の料理レシピを持って帰りました。作りたいような作りたくないような。。。
企画展は11月27日まで開催中です。入場無料。詳しくは図書館のサイトへ。
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by ikumuw | 2005-11-25 15:28 | Comments(0)

アホウドリの糞でできた国―ナウル共和国物語

a0002458_0132491.jpgアホウドリの糞でできた国―ナウル共和国物語
古田 靖 (著), 寄藤 文平(絵)

1. この本は赤道近くにあり、さんご礁に集まってきたアホウドリの糞でできた国、ナウル共和国の歴史が描かれています。京都会議で温暖化で島が沈んでしまうと言っていたあの国です。

2. アホウドリの糞は年月が経つとリン鉱石になります。リン鉱石のおかげでナウル共和国は大金持ちになりました。国が豊かなので税金もなく、生活も保障されているので国民は仕事をする必要がありませんでした。

3. 資源はいつか枯渇するもので現在はほとんどありません。しかし、働かないことが国民性になってしまっている。この国のすったもんだを911事件の前後に分けて描かれています。

4. 文章も大きく、絵で説明されていて絵本みたい。文章も絵もウィットに富んでいて楽しいです。ナウル共和国に行ってみたいと思わせる一冊です。

5. この段落ごとに番号を書くスタイルは著者のBlogにならったものです。このBlogがまた、おもしろい。
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by ikumuw | 2005-11-18 00:12 | books | Comments(0)

ひとを“嫌う”ということ

a0002458_12241988.jpgひとを“嫌う”ということ
中島 義道 (著)

妻子に嫌われ、異国で別居生活中の著者がひとを嫌うという感情に興味を持ち、言及した本です。世の中、ひとを嫌うということを良くないとする風潮がありますがこれも好きと同じくらい自然な感情です。実際、ベクトルが好きと逆方向という違いで性質も良く似ています。好きになったら何も起こらなくてもあるところまでどんどん好きになる結晶化作用。これは嫌いにも成り立ちます。しかし、どうしてなのかわからない。なぜどんどん嫌いになるのか。嫌いな理由を理解できている人は少ないのではないでしょうか。この本では嫌いという感情の原因を分類している。よくよく考えてみると他愛のないことで嫌いになっているものです。原因は自分自身にあったり。どうして相手を嫌いなのか理解することは精神安定上とても大切。結晶化も食い止めることが出来ます。極論が過ぎる部分はありますが、著者の個人的な意見が入りすぎている部分はありますが、非常に勉強になりました。
同じように好きという感情も解釈できるとすれば、ひとを好きな理由もきっと他愛のないことなのでしょう。人間とはそういうものなのでしょう。。。
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by ikumuw | 2005-11-07 12:23 | books | Comments(0)

State of Mind

a0002458_18341169.jpgState of Mind
Raul Midon

盲目のアーティスト。アコースティックギター一本で弾きまくり、歌いまくりです。そして、スキャットみたいなのも(マウストランペットというらしい)。最近、アコースティックギター中心のアーチストといえばサーフ系って感じになってましたが、これはやられました。かなりソウルフルです。黒人ならではなのでしょうか。CDも良いですが、日本版CDについているビデオが圧巻です(ここで見れます!!)。ギターの弾き方がクレイジー。ライブはすごいんだろうな。と感じさせる新人アーチストです。
このCDにはStevie WonderとJason Mrazが参加してます。Mraz君いろんなところに顔を出しすぎ。
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by ikumuw | 2005-11-05 18:32 | music | Comments(2)

Waiting for My Rocket to Come

a0002458_10584432.jpgWaiting for My Rocket to Come
Jason Mraz

2年前に出たJason Mraz(ムラーズ)の1stアルバム。最近、2ndアルバムが出たんですけど、聞き比べるほどに、この1stアルバムは会心の作です。ジャンルはPopRockかな。曲の雰囲気(メロディー?)がDave Matthewに似てる気がする。THE REMEDYが特に行けてます。先日、来日したときにも2ndアルバムのプロモーションのはずなのにラジオでこれをやってた。

Tristan Prettymanのアルバムにもゲスト出演して、コメントも書いています。今度、The Rolling Stonesの前座をやるらしい。Jason Mrazはライブを録音許可しているそうで、LiveMusicArchiveに音源多数あり。
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by ikumuw | 2005-11-02 11:03 | music | Comments(0)