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豊田博物館

a0002458_1316597.jpg豊田博物館

トヨタだけでなく世界の自動車の歴史がわかる博物館です。場所は愛知万博会場へ向かう途中。リニモから見えます。

まずエントランスにはトヨタAA型乗用車。本館2階は欧米車の展示、3階は日本車展示。もう懐かしいなぁというレベルではなく、見たことがないくらい古いです。残念ながら自動車にあまり詳しくないのでなんともいえませんが、自動車やその歴史に興味のある人にとってはこういったものが目の前で見れるのはすごいんじゃないでしょうか。新館は暮らしと自動車。自動車だけでなく、その当時のものが一緒に展示されています。ここには多少懐かしいものがありました。

個人的には最新の自動車技術が説明されていたらうれしかったのですが、、、いくらか撮ってきた写真をここで見れます。
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by ikumuw | 2006-02-27 13:15 | sightseeing | Comments(3)

絵が「ふるえるほど好き」になる

a0002458_1324543.jpg絵が「ふるえるほど好き」になる
―MAYA MAXXのロシアの名画と旅ガイド

MAYA MAXX

ふられても、どんなひどい別れ方をしても、嫌いになれない。
なんで好きかわからないけど、どうしようもない。
なんのとくにもならないけれど、いい。
人のことは、関係ない。
それが、ふるえるほど好き、という感覚。


という出だしで始まる本書。きれいな装丁につられて手にとって見るとこの出だし。インパクトあり過ぎです。

前半は画家のMAYA MAXXがロシアのプーシキン美術館を訪問し、名画たちを私見で解説し、後半はプーシキン美術館に名画が残ることになった歴史的背景やそこを訪れて画家としての心境・意識の変化が語られています。絵画の解説だけでなく、美術館案内という側面もあります。表紙はマティスの金魚ですが著者はこの作品に思い入れがあるらしく、力強く解説されているばかりか、これにインスピレーションを受けた絵も描いています。

ピカソはどうして天才なのか。どうしてあの絵はいい絵と呼ばれるのか。絵画をどう見るかは各人の趣味によるところが大きいと思いますが、画家の視点からの解説、とても興味深く読めました。
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by ikumuw | 2006-02-25 17:12 | books | Comments(2)

娘に語るお父さんの歴史

a0002458_100894.jpg娘に語るお父さんの歴史
重松 清 (著)

バブルの頃に生まれたお父さん”カズアキ”が高校受験を控える娘”セイコ”(平成生まれ)に「子供の頃、苦労してないよね」とか「どういう時代だったのか見えない」といわれ、図書館へ行って勉強し、娘に語るお父さんの歴史。新書なのに小説です。包帯クラブもそうだけど最近の流行なのかな。

内容のキーワードは「テレビ」、「核家族」、「中流意識」、「科学と未来」っていう感じ。はじめの3つは当時の状況を伝えています。その延長線上に今がある。その後は話しが展開してきて、「科学と未来」で締めくくります。カズアキによると
  「未来が幸せだと信じることができることができる時代は、幸せ」
お父さんの時代は科学がそれを信じさせてくれるものだったわけです。そこに陰りが見えてきた今はどうなのか。。。ということに関しては科学が期待させる未来だけがすべてではない。とこれからは違う視点で考えなければいけないと言っているように感じました。

昔からヒーローは専守防衛だとか、ウルトラマンの3分間ルールはスポーツだとか、昔の自転車はやたらと多機能だったとか、へぇ~と思えるものも多々あり、お父さんと娘のどちらの世代に該当しない私でも楽しめました。
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by ikumuw | 2006-02-24 09:58 | books | Comments(0)

Let's Go!!!

a0002458_185816.jpgLet's Go!!!
DEPAPEPE

DEPAPEPEはギターインストデュオです。ギターインストデュオというとやっぱりGontitiを思い浮かべてしまいますが、あちらは大人の音楽ってイメージ。こちらはもっと若々しくて、爽やかです。曲を知らなくても聞けばDEPAPEPEとGontitiの区別はつく。それってアーチストにとって大事なことです。

はじめはインディーズで3枚のアルバムを出していてインストにもかかわらず売れていて興味を持ちました。何気にラジオやテレビのBGMによく使われているので多くの人は聞いたことがあると思われる。

さて、曲について。やっぱりDEPAPEPEといえば"Hi-D!!!"(1曲目*)ですね。それと"START"(2曲目)。2曲とも朝(のラジオ)って感じです。"Wake up"の展開もカッコイイ。"風見鶏"や"いい日だったね。"のバラードも表現豊かで良いです。アルバムの構成もなかなかと思います。

このブログでは超絶技巧を持ったギタリストを紹介してきましたが別にそんなテクなんて無くても曲が良くて表現力があれば良いんですよね。当たり前ですが、やっぱり一人より二人の方が多彩な表現ができるって思えました。

* インディーズファーストアルバムの1曲目も"Hi-D!!"ですがイントロで聞き分けられたらマニアです。
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by ikumuw | 2006-02-20 19:00 | music | Comments(6)

国家の品格

a0002458_16412472.jpg国家の品格
藤原 正彦 (著)

金銭至上主義を否定し、日本は武士道精神や情緒・形に基づいた気高い孤高の国家を目指すべきだと提言しています。グローバリゼーションの進む現代、日本の個性は薄まり、アメリカナイズされるばかりです。日本古来の文化に根付くことがいかに日本にとっても国際的にも重要化を思い切った論理で説いています。その論を受け入れるかどうかはともかく現代をばっさり切り捨てる内容はすがすがしささえ感じさせます。

例えば、著者は「小学校から英語を学ぶようにしても国際人にはなれない」と言っています。国語を学ぶべきときを英語に費やすことでどちらも中途半端になってしまうことを危惧しています。国際人とは何かよくわかりませんが、話す内容に中身がなければ、外国人も聞く耳を持ってくれませんし、そういった奥の深い内容を表現するためには、表面的な言語ではなく、ひとつの言語をしっかりと身につけて表現力を身につけていなければならないと思います。

著者が政治家や社会学者ではなく、数学者であるところが興味深いです。本書は講演会の内容を基にしており、講演会での著者の熱い語りが思い浮かぶようです。

現在、ヨーロッパ諸国には品格があるということなので、渡英が楽しみになりました。
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by ikumuw | 2006-02-04 16:41 | books | Comments(2)

Proof

a0002458_15163462.jpgProof

この映画のテーマは信頼だと思う。誰しも自分という存在が成り立つために、他者に認めてもらうことが必要です。

主人公キャサリンは父と2人暮らし。父は20代で世界的にインパクトのある複数の大発見をした天才数学者。しかし、晩年は精神異常をきたし、学者としては全く活動しておらず、そればかりか娘の介護を必要としていた。その父が亡くなったところから映画ははじまる。キャサリンも数学に興味を持ち大学で数学を学んでおり、父親譲りで優秀。しかし、情緒不安定でそんなところも父親と似ている。そんなキャサリンを姉のクレアは心配しているが、父のようになるのではないかと一番不安なのは本人。そして、父の死後、父の書斎から発見された世界を揺るがしうる大発見が記されたノートをめぐり物語は展開する。

年老いてボケてしまっていてもキャサリンの父親への愛情が伝わってきました。そんな親子なら父親の職業や癖が子供に大きく影響するのかもしれません。自分にも思い当たる節があります。

日本の数学者として名高い岡潔先生は「数学は生命の燃焼だ」と言ったそうですが、「久しぶりに機械が動き出した」と言って、父が極寒の中で研究している姿はまさに岡先生の言う生命の燃焼だと思いました。

登場人物が少なく、ストーリーも複雑ではないのでわかりやすいです。数学者ってマニアな感じですが、現代の数学者はそうでもないという感じの前半でしたが、やっぱりマニアです。そして、とても楽しそうに研究している姿に好感を持ちました。キャサリンが数学のレポートに課題とは違うことが思いついたので書いて提出し、教授に「またか」と言われているシーンが私は好きです。
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by ikumuw | 2006-02-03 14:58 | movie | Comments(0)