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SPIRIT -スピリット-

a0002458_12533022.jpgSPIRIT -スピリット-

この映画、いきなり格闘シーンから始まる。場所は上海、日清戦争に破れ、外国人が幅を利かせる低迷状態の中国で、中国武術代表の霍元甲と4国(アメリカ・イギリス・フランス・日本?)の代表が連続で戦う。霍元甲は次々と倒し、最後に日本武術の達人との対戦。ここで、霍元甲が子供の頃に戻り、この場に至る経緯が語られる。格闘シーンのアクションが演出に効果的に使用されていて感心。

病弱だった子供が天津一の武術家になり、落ちぶれて、中国復興のために立ち上がるまでが描かれる。武術家霍元甲のドキュメントなのでとにかくどこに行っても戦う。格闘シーンはワイヤーアクションだけど少な目で本格的な感じ。そして、最後に場面は戻って日本武術の達人である中村獅童と対戦するわけだが、ん~結末は。。。

この話は一応、史実に基づいていて、実はこの後に、ドラゴン怒りの鉄拳(ブルースリーは霍元甲の弟子)が続いたりするんだけど、本当は霍元甲の死因は病死らしい。。。

思ったより、悪くない感じで日本人が描かれていて安心しました。
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by ikumuw | 2006-03-27 12:53 | movie | Comments(2)

話すヒント―灯台に学ぶココロに届くコミュニケーション

a0002458_17483380.jpg話すヒント―灯台に学ぶココロに届くコミュニケーション
Ferran Ramon‐Cort´es (原著), 田内 志文 (翻訳)

ストーリーは講演が上手くできずに悩んでいた主人公が師匠に相談したところ、「ミノルカ島(主人公の両親が住む島)へ行って、灯台を毎日見て過ごせ」と言われ、ミノルカ島で過ごしながら少しずつ人前でうまく話すためのヒントを見つけていくという話です。

ミノルカ島の5つの灯台を回って得られたヒントは
 1.本当に言いたいことは、なにか
 2.記憶に残るのは、言葉でなく物語
 3.相手の立場に立って話せているか
 4.大切なのは、相手がどう受け取るかということ
 5.自分を押し付けずに、招待する気持ちで
というものです。2番目のヒントは「結論だけを言われてもわからない、ストーリーとともにメッセージを伝えると人の印象に残りやすく、感情移入もしやすい」というものですが、本書も主人公が話すヒントをさがすストーリーの中でそのヒントを読者に示しているわけで、このヒントを実践しています。灯台からそのヒントにつなげる部分は少々無理やりではありますが、普通にそれらのヒントが書かれているよりは格段にわかりやすいと思います。結論にはこれらがまとめられているのですが蛇足でしょう。
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by ikumuw | 2006-03-24 17:48 | books | Comments(0)

竹鶴

a0002458_1442881.jpg竹鶴

竹鶴酒造は広島県竹原市にある酒造です。ニッカウヰスキーの竹鶴政孝の実家で伝説的な酒造です(竹鶴っていうウィスキーもありますよね)。特に最近は、個性的な日本酒を造っています。とにかく酸味が強い。香り高く水のような飲み口のお酒が重宝されますが、それとは異なる方向性を進んでいます。竹鶴のお酒は時間を置いたり、熱燗にしたりすると隠れていた旨みが表面に表れてくるという特徴を持っています。ですから、なかなか扱いにくい。「このお酒をおいしく飲ませる料理店ならば酒も料理もまちがいない」というのは広島の日本酒通の方の言葉。広島県のほかの酒蔵も触発されて個性的なお酒を作り始めているとか。日本酒の新しい時代がはじまろうとしているかもしれません。
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by ikumuw | 2006-03-23 14:07 | sake | Comments(7)

変身

a0002458_12584910.jpg変身

東野圭吾の小説「変身」を映画化したものです。変身というと「ある日、目を覚ますと虫になっていた」というカフカの小説をイメージしてしまいます。この映画では、目を覚ましたときはなんともないのですが、徐々に変身していきます。姿ではなく人間性が。

ストーリーは強盗現場に居合わせた主人公が子供の身代わりに銃で撃たれ右脳を損傷する。犯人はその後自殺するが、主人公と犯人の脳の型が適合したため犯人の右脳を主人公に移殖される。主人公はこれによって一命を取り留める。記憶は前のままだが性格が犯人に変化していく。次第に、主人公も脳のドナーが誰なのかわかってきて、犯人が強盗に至った経緯も知るようになる。そして、結末は。。。

同じ作者ということで、雰囲気が秘密に似てるかな。

原作が出版されたのは10年以上前ということで現代風にアレンジされています。凶器が銃じゃなくて,最期のシーンが大学の研究室じゃなかったらもう少しリアリティが出たかもしれません。それから、ヒロインの蒼井優が泣いているシーンが多いのが見どころです。たぶん。
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by ikumuw | 2006-03-22 12:57 | movie | Comments(0)

Oracle

a0002458_121018100.jpgOracle
Michael Hedges

アコースティックギターの演奏方法を変えたといわれるほど革新的なスタイルを作り上げたMichael Hedgesの最後の作品です。グラミー賞も受賞しました。Michael Hedgesの作品では死後に制作されたベスト盤が一番良いんだろうけど、Oracleは音もさることながらジャケットが好き。海岸でバランスボールに乗ってギター弾いてます。意味不明。裏表紙も意味不明。

Hedgesのすごいところは超絶技巧だと全く感じさせないところ。本来、技のために曲があるわけではないはずで、彼曰く「その音が必要だったからそういう演奏になった」とのこと。

押尾コータローなどが好きな人は聞くべし。
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by ikumuw | 2006-03-20 12:10 | music | Comments(0)

越後さむらい

a0002458_1392533.gif越後さむらい

新潟には玉川酒造という変わった日本酒を造る酒蔵があり、越後さむらいはそこの代表作です。日本酒なのにアルコール度数46度。飲み口はもう日本酒というよりはウォッカとか焼酎って感じ。日本酒はストレートで飲むのが基本ですがこのお酒はいろいろな飲み方ができそうです。HPに紹介されているシャーベットにするのはいいかもしれません。フローズンマルガリータみたい。

他にもスパークリング日本酒など作っているみたいです。最近、個性的な日本酒を造る酒造が増えてきて新しい時代に入った感があります。
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by ikumuw | 2006-03-18 13:09 | sake | Comments(0)

Brokeback Mountain

a0002458_12122062.jpgBrokeback Mountain

本年のアカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞しているBrokeback Mountainの試写会に行ってきました。

この映画はカウボーイの同性愛をテーマにしたものです。二人はある夏にブロークバックマウンテンで羊の番をする仕事で出会います。夏が終わる頃には仲良くなりますがその後しばらくは音信普通に。数年経ち再会後は定期的に会うようになる。その間に二人の人生は進む。一方は相変わらずカウボーイ、もう一方は農機具会社のセールスマン。二人とも結婚し子供もいる。そして、時は過ぎていく、、、というストーリー。正直言ってどの辺が賞に値するのかわかりません。演技?映像?社会現象を起こすほどのものかな。

アメリカの映画にしては静かな映画でしたね。耐え忍ぶことを描いているという点がアメリカの映画としてはユニークだったかもしれません。
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by ikumuw | 2006-03-17 12:12 | movie | Comments(0)

みみずくの夜メール

a0002458_11162337.jpgみみずくの夜メール
五木 寛之 (著)

地方にはご当地ソングなるものがある。仙台ならば「青葉城恋唱」。先日、金沢に行ったときに金沢のご当地ソングの話になった。最近、地元歌手が歌う「浅野川恋歌」が流行りつつあるらしい。その歌を作詞したのが五木寛之氏。そういえば本屋さんに作家生活40周年記念のコーナーができていたな。ということで本書を手に取りました。

本書は2002年から3年間に渡る朝日新聞の連載をまとめたもの。みみずくの夜メールというのは五木氏が生来の夜型で夜に仕事をしていることから。新聞のエッセイということでひとつひとつの分量は多くはない。文庫本で4ページほど。こうなったらいきなり本論に入るのが定石ではあるが、どの話も寄り道をしてから本論に入る。これほどの大作家となると何でもあり、全くお構いなし。実際、その寄り道も本論のスパイスとして働いていて上手いと思わせる。巻末の解説によると、一見関係なさそうな話の中にも実は隠喩を含んでいて深い意味があったりするらしい。お気楽な感じで書かれていますが、実は深い。本書は2度読むと違った味わいが出るかもしれない。

解説で「かもめのジョナサン」の訳者だったことを知り、また驚きました。
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by ikumuw | 2006-03-14 11:16 | books | Comments(0)

イギリス‐東京 わたしの24時間

a0002458_1683819.jpgイギリス‐東京 わたしの24時間
井形 慶子 (著)

イギリス好きな著者がイギリスと東京を行き来していて感じることを中心に綴ったエッセイ。前半は特にイギリスの文化や習慣について書かれています。英国情報収集中のため、手に取ってみました。

英国人がいかに物質主義ではなく精神的な豊かさに価値を置いて生活しているかが書かれていますが特に興味を持ったのが、英国人は「安い家を買って生活しながら修復して売ることで利益を得る」という生活を送る人が多いということ。聞いたことはある気がしますが本当なのですね。
 「700万円で購入した家をコツコツと10年かけて800万円かけて修復したら5,500万円で売れました。」
夢のような話です。渡英のときは大工さんを連れて行くとひと稼ぎできそうですね。。。これについては著者のほかの本(例えばコレ)に詳しく書かれていそうです。

後半部は筆者のことが書かれています。著者の人間性がにじみ出ています。著者のエッセイには「わたしは誰?」というすごい本があるようです(どうすごいかは本書参照)が、Amazonでは売っていません。どなたか入手して読んでみてください。

最近、続けてエッセイを読んでいますがそれぞれ個性が出ていておもしろいですね。
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by ikumuw | 2006-03-11 16:18 | books | Comments(0)

Ice Princess

a0002458_18341352.jpgIce Princess

昨年7月にアメリカに行ったときに機内で見た映画です。ということは向こうでは昨年の冬に上映されたのかな。日本では今年の冬と思っていたのだけれど上映されなかったので書きます。

この映画はディズニー作成のフィギュアスケートの映画です。主人公ケイシーは物理が得意な高校生。あるとき、奨学金を取るための研究テーマにフィギュアスケートを選びました。調査のためにスケート場へいってビデオを撮っていると、スパイ容疑をかけられてコーチにつかまる。それから自分も滑ることになり、フィギュアの世界に魅せられて、大会にも。。。というシンデレラストーリーです。ストーリーが進むに連れて主演のMichelle Trachtenbergがだんだんかわいく見えてきます。

いくら才能があってもパッと出の選手が全米大会とか出れるものかねぇなど、微妙なところもありましたが、ディズニーだからいいんです。ファンタジーなんです。ん~でも、物理学に基づいて演技をするわけだからありえるかなぁ。。フィギュアをやっている人は力学を勉強すると上達するかもしれません(笑)。

イナバウアーをやっていたかどうかは忘れましたが、今、映画館でやればかなり受けるのになぁ。残念。
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by ikumuw | 2006-03-06 18:35 | movie | Comments(0)