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寺田寅彦随筆集 (その1)

a0002458_8275483.jpg寺田寅彦随筆集
寺田 寅彦 (著), 青空文庫 (編)

夏目漱石の弟子で物理学者の寺田寅彦先生の随筆集を青空文庫で読み進めています。

第一巻は自然について。

冒頭の「どんぐり」はかなりセンチメンタル。そうかと思えば「とんびと油揚」のように物理学者らしい自然の考察があったり、「あひると猿」のように日記のようなものもある。多岐に渡る内容ですが決まって自然が丁寧に描写されています。飼い猫に書かれているシリーズも良いのですが、私の好きなの(というよりは気になるの)は「藤の実」。落葉というのは風が無くとも時がきたらいっせいに起こるそうでそれを何度か見たという話が載っています。その現象を見てみたい。。。

岩波文庫と青空文庫は整理の仕方が違うんですね。同じ気でいました。
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by ikumuw | 2006-06-12 08:28 | books | Comments(0)

人はなぜ「美しい」がわかるのか

a0002458_16523194.jpg人はなぜ「美しい」がわかるのか
橋本 治 (著)

『最もシンプルな哲学書!』という帯のこの本、全くシンプルではありません。哲学なのかどうかわかりませんが、著者の主観で書かれている気がする。論理に説得力が感じられないのです。哲学というのはそういうものなのかな。

美しいがわかる人とわからない人がいる。その間には何があるのかを著者の体験を混ぜて考察したものです。著者も言っていますが微妙なニュアンスで書かれているので難解。きっと、わかる人にはわかるのでしょう。

はじめは「美しい=合理的」という定義からはじまります。そして、その説明が続く。その延長で美しいとカッコイイはどう違うのか。読んでもよくわかりません。その次は、枕草子と徒然草の比較。徒然草を酷評し過ぎです。読んでいて気持ちの良いものではありません。兼好法師は現代の中年世代と同じだから面白くないんだそうです。その後はまとめ、あとがき。美しいがわかる人は孤独なんだそうで、孤独とはどういうものかあとがきに書かれているのですが、ここは新書らしくなっていたかな。
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by ikumuw | 2006-06-10 16:52 | books | Comments(0)

Fist of Legend

a0002458_1002534.jpgFist of Legend

Fist of Legend はブルースリーのFist of Fury をジェットリーがリメイクしたものです。Fury(怒り)からLegend(伝説)になっています。ジェットリーはブルースリーほどの存在感はないですが、それなりに役にはまり別の映画になっています。

怒りも伝説もストーリーは同じ、師匠が死んだという知らせを聞いて師匠の下へ駆けつけ、師匠が日本人に毒殺されたということを知り、復習が始まるというものです(Spirit参照)。主人公ジェットリーは京都大学の留学生。ヒロインの中山忍と恋仲。知らせを聞きつけて中国へ帰る。そこで、次から次へと日本人と戦いまくる。

格闘シーンが良いですね。Spiritでも良かったですがなんだか無理の無い格闘シーンです。最後の敵の長官はちょっとやりすぎな感じでしたが、その前の中山忍のおじさんとの戦いは白熱でした。とはいえ、映画全体がそうなのですが突っ込みどころ満載です。道場で靴を脱ぐのは良いが靴下は脱がなかったり、中国に帰ってからもずっと学生服を着ていたり、師匠の死体からおいしそうな肝臓が出てきたり、、、それもこの映画の魅力と思いましょう。

ドラゴン怒りの鉄拳に比べると全体的に日本に対して友好的な感じです。こちらの方が先に制作されていますが、そういう意味でもSpiritの続きととらえても良いかもしれません。日本では上映されていないようですが今ならそれなりに人が集まるかも。

ちなみに私が見たのは英語吹き替えですが、オリジナルは日本語と中国語が入り混じっているようです。そっちも見たい。。。
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by ikumuw | 2006-06-04 09:58 | movie | Comments(0)

週120ポンドで暮らすロンドン生活術

a0002458_06118.jpg週120ポンドで暮らすロンドン生活術
いけだ よしこ

英国は非常に物価が高く、ロンドンはなおさら。そのロンドンで週120ポンドで生活するための手引書です。120ポンドは25,000円、月12万円くらいというところでしょうか。ん、、、あまり安くない?英国のことなんです。円に換算するのはやめましょう。。。

内容は住居、食生活、交通、市場、英語の5章立て。住居は日本と英国の生活スタイルの違いが書かれています。例えば、英国ではキッチンやバスは共有するのが一般的。家を探すときの注意点や著者の失敗談が書かれています。食生活はどこでどんな食材が手に入るかなど。手抜き日本食の作り方も書いてあります。交通や市場はロンドン在住でない私には関係ないので流し読み。英語は発音やつづりの違いが説明されてます。

ロンドンに住む人には実用的で役に立つのかな。著者の体験談を中心に読むと良いでしょう。情報自体は地球の暮らし方の方が多い感じです。
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by ikumuw | 2006-06-03 00:06 | books | Comments(0)