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上達の法則―効率のよい努力を科学する

a0002458_10193833.jpg上達の法則―効率のよい努力を科学する
岡本 浩一 (著)

効率よく上達するために必要な考え方を心理学的な立場から述べた本。

上達には個人差があり、ある人はいくら努力をしてもなかなか上達しない。また、ある人は何でもすぐにある程度までは上達してしまう。それは上達するためのノウハウを無意識のうちにでも持っているからで、それを学術的に考えている。

まず、上級・中級・初級に分類。それらを規定する特徴を述べる。もっとも大きいものは記憶の容量・使い方。アイコニックメモリー、ワーキングメモリー、スキーマ、コードシステムなど耳慣れない言葉で説明される。発展して、どうやったら上級者になれるのかという記述も興味深い。各段階で意識すべきこと、スランプの分析、上級者には上級者の悩みがあることなど、なんとなく感覚的には知っていることではあるが、文章で書かれていると説得力がある。試行錯誤でたくさん失敗して身につけたことがこのように学べるのは上達の近道に他ならないでしょう。選手も指導者も読む価値あり。

上達を極める10のステップ
1. 反復練習をする
2. 評論を読む
3. 感情移入をする
4. 大量の暗記暗唱をしてみる
5. マラソン的な鍛錬をする
6. 少し高い買い物をする
7. 独自の訓練方法を考える
8. 特殊な訓練方法を着想するプロセス
9. 独自の訓練から基本訓練に立ち返る
10. 何もしない時期を活かす
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by ikumuw | 2007-03-22 10:19 | books | Comments(0)

Night museum

a0002458_23152396.jpgNight museum

欧州からの飛行機で見ました。

仕事をクビになったラリー。ニューヨークの博物館の夜間監視の仕事を見つける。この博物館には実は秘密があり、展示されているエジプトの石版の影響で、夜になると展示物が命を与えられ、動き出す。仕事を続けるために、それぞれの扱い方を勉強するラリー、しかし、うまくいかない。そんなとき、その力を知っているほかの博物館の警備員が石版を盗み出す。石版がなくなってはせっかく与えられた命を失ってしまう。よみがえった博物館の展示物と共にラリーは協力して石版を取り戻すために立ち上がる。

恐竜の骨もモアイ像も動く。ルーズベルト大統領がなかなかいいやつだがシャイでバード・ウーマンに恋心を抱くが告白できない。ミイラも出てきて英語が話せる。なぜだと聞くとケンブリッジで勉強したんだとか。意味不明。エンターテイメント大作といった感じ。最後はハッピーエンドなのがアメリカ映画です。
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by ikumuw | 2007-03-15 23:14 | movie | Comments(0)

20世紀イギリス短篇選〈上〉

a0002458_23442167.gif20世紀イギリス短篇選〈上〉
小野寺 健 (著)

英国の作家による短編を集めた本。各作家一篇づつであまり海外の作家は詳しくないのでみんな知らない。短篇は普通の小説よりも話の展開、盛り上がりとオチ、が重要だと思うのだが、半分くらいは意味不明のもの。そのまま終わるの~とガッカリしてしまった。男女関係を描いたものが多く、英国ってそういう国なのねと思った。ロンドンの知っている地名が出てくるのは親近感アリ。

特に良かったものは『上の部屋の男(P.G.ウドハウス)』。上の階に住んでいる画家が実は大金持ちで自分に近づくために引越してきたという話。前に読んだことがあるような気がする。『脱走(ジョイス・ケアリー)』もまあまあかな。
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by ikumuw | 2007-03-06 23:44 | books | Comments(0)