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反秀才論

a0002458_1616417.jpg反秀才論
柘植俊一

筑波大学の教授だった柘植先生による反秀才に関するエッセイ集。原文は学会誌や雑誌に掲載されたもので,専門的な内容を含んでいたり,一般的なものだったり,いろいろです。

反秀才とは,知的好奇心が理性を上回るタイプの秀才のことらしく,頭が良いのではなく,強いらしいです。その理論ですから,どういった人が反秀才なのか,大学教授的にどのように反秀才を発掘すれば良いかといったことが書かれています。

柘植先生は流体力学を専門としていて,筑波大学の前にNASAのAIMES研究所で働いていました。世界の英知が集結する海外の研究所で働いた経験に基づいた内容になっています。AIMES研究所の反秀才や超秀才たち,海外における日本人のアイデンティティ,日本の大学教育や大学のシステムに関して,など,,,柘植先生は柔道家だったこともあり,柔道話もよく登場します。日本で宗教に相当するものは,武士道だと言って,武士の原点"吾妻鏡"を引用します。途中で紹介されている断食で不治の病を治す方法は興味深かったです。

私は専門も境遇も遠からじということで,非常に勉強になりました。また,楽しめました。普通の人向けな内容ではないような気はしますが,ピンと来た人にはオススメな一冊です。
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by ikumuw | 2009-01-24 16:15 | books | Comments(0)

カメレオン

a0002458_2572913.jpgカメレオン

幼い頃から悪さをし続けて,今は仲間と詐欺をして小金を稼いでいるゴーロ(藤原達也)。ある日,結婚詐欺を終えて帰宅する途中に,国会証人喚問の証人が拉致される現場を目撃してしまう。それからゴーロと仲間たちは闇組織に狙われることとなり。。。

なかなかダンディな映画です。ずっと引張って行って最後の10分で落とす感じの展開が斬新でした。前半の格闘アクションは微妙ですが,カーチェイスと最後の10分は格好良かった。藤原達也の演技が光る。けど,松田勇作っていうイメージ。たぶん藤原達也も意識してるんじゃないかな。カメレオンというタイトルはよく分からなかった。
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by ikumuw | 2009-01-10 02:56 | movie | Comments(0)

トウキョウソナタ

a0002458_23381075.jpgトウキョウソナタ

この映画は東京のある家族を描いたもの。父親はリストラされて家族には黙って再就職先を探している。そして,ショッピングセンターの掃除係に。長男は新設された米国軍隊の外国人枠に応募。そして中東へ派遣される。次男は家族に黙って給食費を月謝にしてピアノを習う。しかし,ピアノ教室の先生に見込まれ音楽科のある中学校への進学を薦められたことで家族にばれる。母親がある日家にいると強盗が入ってくる。しかし,お金が無いため,人質にされ連れ去られる。。。

非日常ですがありそうな雰囲気の家族の話。それぞれの話が入り組みながら淡々と進んでいくことが特徴か。飽きずに最後まで見れました。キャストが豪華なので演技はさすがという感じでした。カンヌ映画祭で何か賞を取ったらしい。
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by ikumuw | 2009-01-08 23:38 | movie | Comments(0)