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機械じかけの数学

機械じかけの数学 リーマンの定理、オイラーの公式への力学的アプローチ

マーク・レヴィ / 青土社


数学者が物理的に数学を考えるという意欲的な著書の翻訳。原題はThe Mathematical Mechanics。物理において厳密な議論を進める上で数学は必要不可欠なツールであることは間違いありません。それを逆向きに数学問題を物理的に考えることで簡単に理解/証明できるという内容です。物理や数学など学問領域がもっと曖昧だったはるか昔には,そういう考察がなされていたかもしれません。本書を読んでみても今となっては証明できているのか怪しい項目が多々ありますが,科学者としての直感を養う上では良い内容なのかもしれません。
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by ikumuw | 2011-04-28 06:59 | books | Comments(0)

英国王のスピーチ

a0002458_21264459.jpg英国王のスピーチ

第二次世界大戦時に英国王になったジョージ六世が子供の頃からのドモリ症を平民の教師と共に克服し,立派なスピーチができるようになるというストーリー。

実話を基にしているわりに,非常に面白いストーリーです。アカデミー賞を受賞しただけのことはあります。会話も全て楽しい内容でした。実際と字幕はちょっと違うな~。
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by ikumuw | 2011-04-24 21:24 | movie | Comments(0)

ガリレオ・ガリレイの『二つの新科学対話』―静力学について

ガリレオ・ガリレイの『二つの新科学対話』―静力学について

ガリレオ ガリレイ / 鹿島出版会

400年前に活躍した科学者ガリレオ・ガリレイの著書『二つの新科学対話』の一部を翻訳したものです。

ガリレオガリレイといえば,天文学の研究者と思っていましたが,この本で扱われている対象は構造力学・材料力学です。当時は現在の構造力学,材料力学で使われている言葉もほとんどなかったので,力とモーメント,幾何学で議論を進めています。弾性論さえもなかったので,変形は議論されていません。破壊(塑性)限界を扱っています。当然ながら,教科書ではないので洗練した材料力学の内容ではありません。しかし,古代の人々がどのように力学を議論していたのかを知ることができる古典として,興味深い無いようです。構造力学・材料力学をマスターした後,読むと良いと思います。
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by ikumuw | 2011-04-13 21:30 | books | Comments(0)

鉄と鉄鋼がわかる本

カラー図解 鉄と鉄鋼がわかる本

新日本製鉄(株) / 日本実業出版社


新日本製鉄が広報誌での特集をまとめたものです。鉄鋼材料という工業材料がどのような手順で製造されているかをカラーの図解と共に詳しく説明されています。非常にわかりやすく,ポイントも抑えられているように思います。

最新技術を紹介した”鉄の未来が見える本”とともに読むと,世界をリードする日本の鉄鋼開発を知ることができるでしょう。
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by ikumuw | 2011-04-09 10:42 | books | Comments(0)