ノーベル賞受賞者 山中先生と益川先生の対談を収録した本です。タイトルの大発見の思考法が書かれているかどうかは怪しいところですが,双方の科学に対する考え方がよくわかる一冊です。私も科学者なので感覚的には近い感じがしました。まあ私の分野でノーベル賞をもらえることはないと思いますが。。。ともかく私も新しい発見をしたときの興奮を味わいたい。 特に米国でポスドクをしていた山中先生の国際学術コミュニティとの付き合い方は参考になりました。なかなか同じようにできないことは目に見えていますが努力します。 <備忘録> ・研究に関する情報量・スピードがあまりに増加し,一人で全てをカバーすることは不可能になっている → 分業化・組織作りが大事 ・坂田昌一先生(名古屋大学の益川先生,小林先生の師)のことば 「最良の組織と最良の哲学があれば凡人でもいい仕事ができる」 「研究は一人の天才によって行われるものではなく,組織的に行われるものだ」 ・益川先生の座右の銘:眼高手低 "目は肥えているが技能や能力は低いこと" → "目標は高く持ち,行動は着実に"と解釈
by ikumuw
| 2014-11-20 05:01
| books
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